お客様とお話で質問受けるのですが、
何処のブレーキパッドが良いでしょうか?
と言われて、(自分は)低ダストは
余り信用していない
ただ、飛ばすことが無い
お客様なら、汚れに(ブレーキダスト)
気を取られるので、良いかと思う
私見に置ける良いブレーキとは
どの速度域からでも
一定で践んで、想う処まで同一の制動を
発揮する物と考えている。
100km/hで50mの時も
40km/hで100mの時も常に同一な
制動のまま安定している事が一番良いと
『初期タッチが良く踏力(油圧)に見合って制動力も増えてくる物、』
その中で、柔らかいパッド・硬いパッド
これもディスクロターの硬さで変化するし
経験上、ブレーキローターも
同じ車でも世界同一では無い
北欧・北アメリカは変わらないが
オーストラリア・アジア、そして中東の場合
砂漠を走破することで
中東仕様が一番固い素材を利用している。
パッドも砂を巻き込むことを
考慮してのことだ。
要は耐久性と
コストパフォーマンスが合うのか?
と言うことだろう
一番考えて貰いたいのは、
運動エネルギーを摩擦に変えることで
発生するブレーキパッドが
どんな状態になっても
フェード(素材のやけど)をさせない!
フェードしたブレーキパッドは
素材が固くなってしまう。
だから、ブレーキパッドのミュー
/摩擦抵抗値が減る
抵抗が減るから
ブレーキペダルを強く踏む
そして、また強い熱を
与えてフェードが進行しもっと強い
ブレーキが必要になり
その悪循環でディスクローターにも
強い熱が入ることで
ディスクローターは歪んでしまい
ディスクはひずんで廻るので
ブレーキジャダーが発生する。
【熱害の悪循環】
(左は一般的キャリパーのGOLF mk-7
右はシトロエンDS4キャリパー80.000km利用)
これを予防出来るのが酸化還元能力を有する
SEV;AL-Rなのです。
枚数の件は普通速度の走行では
各ブレーキキャリパーに1枚づつ、計4枚利用
発熱する熱量に合わせて
強い速度・重い車は枚数を増やして対応する。
純正ブレーキも
ブレンボ系ブレーキも同様な仕組み
ブレーキパッドは皆同様にフェードする。
それはディスクローターを見れば直ぐ判る、
ディスクローターが
レコード盤のように筋が入っているのか・・・?
と言うことです。
右はブレンボキャリパー AMG CLA45)
AMGは30.000km利用の中古車の為傷が或る。
また古い雑誌資料も添付しておきます。
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